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我孫子市の空き家問題のリアル 〜増え続ける空き家〜

我孫子市には今、多くの空き家があります。
我孫子市内のあるエリアでは、なんと20件に1件が空き家という場所もあるほどです。
「最近、近所に空き家が増えた気がする…」
「草が伸び放題で困っている」
「誰も住んでないのに固定資産税だけ優遇されていて不公平では?」
そんな声も、市内のあちこちで聞かれるようになりました。
草ぼうぼうの空き家、どうすれば?
よく聞くのがこんなご近所トラブルです。
- 空き家の庭の草が伸びすぎて、隣の敷地に越境してくる
- 通報しづらいけど、自分で対応するのは限界…
- 通報しないと市が動いてくれないことにモヤモヤ…
近所に空き家があると、防犯·景観·害虫など、不安や負担が増えてしまいますよね。
中には“物置状態”の空き家も…
調査によれば、我孫子市内の空き家の約半数が「物置」状態になっているとも言われています。
- 故人の遺品
- 古い家具や荷物
- 使わないけど捨てられないものたち
こうしたものが、何年も空き家に残されたままになっているのです。
固定資産税だけ払い続ける、所有者の苦悩
一方で、空き家の所有者もまた、悩みを抱えています。
- 両親が亡くなり、誰も住まなくなった家
- 今は市外に住んでいて、頻繁に我孫子に通えない
- 固定資産税は毎年払っているけど、どうしたらいいのか分からない
- 忙しくて手続きや整理が面倒で放置してしまっている
「その気持ち、よく分かります」と言いたい方も多いのではないでしょうか。
空き家を解体するにはお金がかかる
「じゃあ解体すればいいのでは?」と思われるかもしれませんが、
実は、空き家の解体費用は100万〜200万円以上かかることも珍しくありません。
多くの自治体では、解体に対して補助金制度を設けていますが、
我孫子市には、現在、解体費用への補助金はありません(2025年7月現在)。
「古家付き土地」のまま売却できる可能性も
ただし、ここで知っておいていただきたいことがあります。
✅ 我孫子市では、「解体しなくても古家付き土地として売却できる可能性がある」ケースもあります。
もちろん、すべての空き家に当てはまるわけではありませんし、
建物の状態や立地によって条件は異なります。
ですが、必ずしも解体しないと売れないわけではないということは、多くの専門家の動画や記事でも語られています。
安易な「解体ありき」には注意が必要
空き家対策というと、
「まずは解体して更地に」と考えがちです。
でも、
- 解体費用は自己負担で100万円以上
- 補助金があっても上限は50万円前後が一般的
- 結局、多くの自己負担が残ってしまう
- 解体したら固定資産税が上がる場合も
といった問題もあるのです。
相続する方は、まだまだこれからの人生お金がかかる親族・遺族の方です。
できるだけ大きなリスクは取りたくありませんよね。
空き家を処理するステップは意外とシンプル
空き家を手放す流れは、ざっくり言うと次のような手順です。
- 【調査・査定】 登記・相続・家の状態を確認
- 【方針決定】 売却か賃貸かを検討
- 【整理】 遺品や荷物の整理(自分で or 業者に依頼)
- 【解体(必要な場合のみ)】
- 【売却 or 賃貸】 仲介費用は基本的に成功報酬
でも実際は、①の「調査や相談」で立ち止まってしまう人がほとんどです。
「そもそも時間もお金もない」
「どこに相談すればいいの?」
「どこまでお金がかかるの?」
「騙されたらどうしよう…」
そんな不安から、結局なにも動けない——そんな方がたくさんいます。
「我孫子市空き家ワンストップ相談窓口」のような仕組みが必要
だからこそ、
市として「まずここに相談すれば全部つながる」というワンストップの相談窓口があれば、ぐっと動きやすくなります。
たとえば、こんな流れがあると理想的です:
- 電話やLINEで簡単に相談
- 市が提携する不動産会社や司法書士と無料相談(訪問·オンライン)
- 「ここまで無料」「ここから補助あり」を明確に案内
- 相続·査定·売却方針を一気に整理
- 必要に応じて業者との橋渡し
最初の“相談費用”に数万円の補助があると大きな後押しに
相続登記や名義変更には、司法書士への相談が必要なこともあります。
数万円かかる場合もあり、最初の一歩をためらってしまう人も。
ですから、我孫子市が「数万円だけでも補助する制度」を設けると、
空き家所有者が行動に移す大きな後押しになりますよね。
空き家処理は「自己資金ゼロ」でできることも
意外と知られていませんが…
- 遺品整理は自分でやるか、業者でも10万〜数十万円程度
- 仲介費用は「成功報酬」で、売却できた時にだけ発生(持ち出しなし)
- 解体せずに売れる場合もある(※物件による)
つまり、自己資金ゼロで空き家処理が進む可能性もあるのです。
我孫子市で空き家に悩んでいる皆さんへ
- ご近所の空き家に困っている方
- 相続した空き家を放置している方
- 固定資産税だけ払い続けている方
今こそ、「どこから手をつけたらいいか分からない」を解決する体制づくりが必要です。
「解体しないといけない」という思い込みを一度手放して、
まずは現実的に“お金をかけずにできる方法”から考えていきたいですね💫
カピパラしちょーは、
我孫子をもっと安心して暮らせるまちにするためには、積極的な空き家対策が欠かせないと考えています。
草が伸びた空き家の隣で不安を抱える住民の方も、
空き家をどうするべきか悩んでいる所有者の方も——
そのどちらの立場にも寄り添って、我孫子らしい“やさしいまちづくり”が実現したら…心から思っています。

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