2023年9月、我孫子市ではゲリラ豪雨により複数の住宅が浸水しました。
そして先月、アメリカ・テキサスでは河川が決壊し、多くの命が奪われる大規模水害が発生しました。
温暖化の進行により、豪雨はより激しく、より頻繁になると予測されています。
だからこそ、「明日の生活」をどう守るかは、私たち一人一人が考えるべき大きなテーマです。
一人の生活者として
私は防災の専門家ではありません。
ユーザーファーストをモットーにビジネスの世界に身を置いてきた一人の生活者です。
そんな立場から見て、洪水リスクの高い我孫子市の防災について感じることを、率直に書きます。
住民の不安は「情報不足」から生まれる
我孫子市は、ハザードマップの更新、大規模工事、現地調査などを真摯に行っています。
例えば、市がどのような対策を行ってきたのか、これからどのような取り組みを進めるのかをまとめた資料があります。
とても丁寧に多くの情報が記載されています。

ただ、こうした資料を読んで「よくわかった!これなら安心」と感じられる市民は、どれくらいいるでしょうか。
「大規模な工事が行われていることはわかるけれど、自分の生活にどう影響するのかまではイメージしにくい」——そう感じる人も少なくないと思います。
市が一生懸命情報発信しても、不安や不信感が残るのは、「知りたい情報が届かない」「生活者目線で分かりにくい」という壁があるのではないでしょうか。
「知りたい情報」の公開が、住民の安心をつくる
これからの防災では、「情報をタイムリーに共有すること」がますます重要になります。
例えば、お隣の柏市では、マンホールにセンサーを設置し、どのエリアで浸水リスクが高まっているかをリアルタイムで公開しています。

また、三重県津市では「AQUA SMART CLOUD」というIoTシステムを導入し、排水ポンプやゲートの開閉状況をクラウド上で把握。迅速な対応と、市民が安心して暮らせる環境づくりの両立を実現しています。
我孫子市でも、
- どのバイパスゲートが閉まっているか
- どの地域で浸水リスクが高まっているか
といった情報がリアルタイムで見えるようになれば、住民が安心して暮らせる力強いサポートになるはずです。
(ゲートの開閉については県の管轄なので、情報公開が難しいのかもしれません)
大規模工事と「明日の不安」
我孫子市では国の補助金を得て、10年単位の大規模な排水工事が進められています。
これは重要であり、関係者の尽力に感謝します。
しかし、住民の不安は「10年後」ではなく「次の大雨」にあります。「来月からこう変わります」「ゲートはこう動いています」というリアルタイムの情報が、何より心強いのです。
ハザードマップはもっと使いやすく
ハザードマップは公開されていますが、PDFは解像度が低く、どの丁目が危険か読みにくい部分があります。
とても大切な情報なだけに、生活者として少し残念に思いました。

「自分の家がどうなのか一目でわかる」——そんな視点での情報提供が求められています。
✅結論:住民と行政をつなぐ鍵は「見える化」
洪水や浸水は一度起これば生活に甚大な影響を及ぼします。
情報公開の強化とゲート・排水施設の自動化が進めば、我孫子市はさらに強く安全な街になるでしょう。
すでに多くの対策が進んでいる今こそ、「明日の安心」を住民と共有するための一歩が必要なのではないでしょうか。
みなさんは、どう思われますか?🦫
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