~無駄なお金をかけず、いち早く実現する道~
なぜ今、夏のスクールバスが必要か
この夏も、我孫子市は記録的な暑さ。
炎天下、子どもたちがランドセルを背負って長距離を歩く姿を見るたび、親として胸が痛みます。都市部と違い、我孫子市は学区が広いのが現実。田畑を抜けて歩く子も少なくありません。
徒歩距離が長くなりがちな小学校(一部)
- 新木小:農地に囲まれ住宅地から遠い
- 布佐小・布佐南小:校区が広く、特に布佐南小は校区の端
- 根戸小:校区南部から距離が出やすい
この状況なら、夏季スクールバスの導入は“必須”と言えるはずです。
最大の壁=バス停の場所問題(徒歩3分=200m以内)
スクールバスを導入しても、バス停が遠ければ意味がありません。
小学生にとっての安全圏は徒歩3分=約200m。熱中症対策としては、この距離設定がカギです。
私の提案は2段階です。
- 住宅街にある公共施設をバス停化(開館時間を調整)
- 公共施設がない地区は、効率的な“地域の居場所”を新設(住宅活用)

具体例:新木小学校で考える
新木小は畑の真ん中にあり、新木・新木野の両地区から遠い配置です。
- 新木地区は「新木行政サービスセンター」をバス停に。
普段は8:30開館ですが、夏季は一部スペースを7:30開館に。
早朝開館には追加コストがかかりますが、猛暑期だけなら年あたりおおむね50万円以内(人件費・光熱費・消耗費、予備費込みの目安)。 - 新木野地区は公共施設がゼロ。
団地の外に近隣センターはありますが、小学校のすぐそばで、住宅から離れています。
こうした地区こそ、歩いて行ける“新しい居場所”が必要です。高齢化が進む昭和の団地で、子どもの安全とシニアの憩いを同時に実現できる拠点を、最小コストでつくりたい。

夏の朝7:25、セミの声(ストーリー)
玄関を開けると、ひんやりした空気。
「おはよう!」と子どもたちが入ってくるのは、近所の私設図書館。
1階は地域に無料開放、2階は持ち主さんの住まい。ここはスクールバスの停留所にもなります。
持ち主さんが不在の日は、市と契約したバックアップ見守りスタッフが鍵をあける。
本は寄付、冷たい水と扇風機、日よけ。高価な“箱モノ”ではないけれど、必要な機能はそろっている。
——公共施設がない団地には、こんな拠点がちょうどいい。

近隣センター“直営化”より、私設図書館の方が速くて安い

限られた税金は“賢く”使う。費用を比べると、答えは見えてきます。
ここでは、3通りのパターンを比較しました。
① 空き家を活用して地域センターを新設
② 地域住民による私設図書館の開設に補助金を出す
③ すでにある公共施設を早朝開館する
費用は、比較表の通り。
比較の結論:
- まずは公共施設の早朝開館で“最短”にスタート。
- 公共施設がない団地は私設図書館で補完。
- “直営ミニセンター”はコストが大きく、数を置けない。私設図書館型なら短期間に拠点密度を上げられる。
市が運営するより、私設図書館の方が速くて安い

条件はシンプル:
- 1階の一部を無料開放(玄関〜くつろぎスペース+トイレ)
- 夏季は登校帯(例 7:10–8:40)と下校帯(例 14:30–17:30)を必ず開ける
- できない日は市の代行スタッフが運営
- 本・おもちゃは寄付中心。入口でスマホ一時預かりにすると、会話が自然に戻る
あなたの家の1階が、まちの力になるとしたら…
スタイリッシュにリノベした空間は、夏の朝は涼しいバス停、昼は誰もが集える憩いの場に。
小学生を猛暑から守り、近所のお年寄りにも居場所ができる。
しかもリノベ費用の大半が市に補助され、運営費も市の補助で負担を軽くできるとしたら…。
「やってみたい」という地域の方は、必ずいると思います。
まとめ:子どもを守る近道は、“いまある資産”を賢く使うこと

夏季のスクールバスの導入には、「バス停」が必要です。導入のハードルを下げて早期実現するためには、「いまある資産」を賢く使うことが鍵です。
- まずは早朝開館で即スタート
- 施設がない団地は私設図書館で補完
- 直営ミニセンターよりも、速く、広く、安く展開できる
まだまだ猛暑は続きます。
子どもが徒歩で長距離を登下校する現状は、もう限界です。
夏季スクールバスを導入し、小学生が無理なく歩ける・クーラーの効いたバス停留所を、市内の“身近な居場所”で実現しましょう。
朝の「おはよう!」が、あなたの家の1階から始まる——そんな我孫子市に。
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