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小学生の登下校、猛暑の中で本当に安全ですか?

気温35℃、湿度80%。
我孫子市に暮らす小学生たちは、こんな猛暑の中でもランドセルを背負い、毎日歩いて登校・下校しています。
日傘、帽子、水筒、見守り隊……もちろん、どれも大切な工夫です。
けれど、本当にそれだけで命が守れるのでしょうか?
「昔は歩いてたから」
「自分もそうだったから」
そう思いたくなるのも無理はありません。
でも、いまの夏は“昔”とは違います。
気候変動の影響で、暑さはどんどん激しく、長くなっているのです。
世界ではどうしてる? 「猛暑でも徒歩通学」は日本だけ
我孫子市のように、小学生が炎天下を毎日歩いて通学している国は、先進国ではほとんど見られません。
🔹 アメリカ
→ スクールバスが当たり前。徒歩通学は原則1.6km以内。
🔹 オーストラリア
→ 40℃を超える日は休校も。送迎や柔軟な対応が常識。
🔹 韓国
→ 徒歩通学でも短距離が基本。暑さ対策として登下校時間を変更することも。
🔹 中国(都市部)
→ 分散登校・親の送迎・バス利用で熱中症リスクを軽減。
📌 「暑くても歩かせる」先進国は、ほぼ日本だけ。
我孫子市で「命の危険がある」通学エリアはどこ?
我孫子市ではすべての公立小学校で徒歩通学が前提。
その中でも、とくに熱中症リスクが高い地区が存在します。
- 布佐・布佐南小学校学区(布佐平和台など)
- 湖北小学校学区(中里・岡発戸・都部など)
- 新木小学校学区(新木・南新木)
- 並木小学校・高野山小学校の一部エリア
これらの地区では通学に片道20分以上かかる児童も多く、真夏の登下校は明らかに危険です。
「夏季限定」でのスクールバス運行なら、できることがある
通学支援を年中実施するのは予算的にも人手的にも大変ですが、暑さのピークである7月中旬〜9月中旬の約4週間だけでも、バスを導入することで多くの命を守れます。
✅ 導入のイメージ
費用:約1,600万〜2,900万円/年(4週間限定)
対象:遠距離通学児童 約900人
手段:25人乗りマイクロバス18〜36台
ここでは対象児童を遠距離通学児童と想定していますが、小学生だと片道10分以上、炎天下の中を歩くと相当辛いと思います。そのため、こちらのショート動画では片道10分以上かかる生徒を前提に試算しました。
「運転手が足りないから無理」…それ、本当ですか?
確かに、全国的に運転手不足は深刻です。
でも、「無理」ではなく「どうすればできるか」を考えると、選択肢はあります。
市が活用できる方法:
✅ 既存資源の活用
- 福祉バス「おおばん号」や公用車を一部転用
- 大型免許を持つ市民を季節雇用で運転手に
✅ プロに任せる
- あびバス運行会社(阪東自動車)と貸切契約
- 他の民間バス会社とも契約し、プロドライバーが乗務
✅ 安全かつ効率的に進めるには
- 専門コンサル会社に車両選定·整備·保険·ルート設計·運行管理を一括依頼することで、市の負担も軽減できます。
「子どもの命」を守れるのは、親でも先生でもなく、自治体
酷暑の中、家庭や学校の工夫だけでは限界があります。
スクールバスの導入は、自治体にしかできません。
倒れてからでは遅い。
「今動く」ことが、子どもの未来を守ることにつながります。
まずは「一部エリアだけ」「夏だけ」でもいい
いきなり全市一斉でなくてかまいません。
リスクの高い学区から、段階的に・期間限定でスタートするだけでも意味があります。
「我孫子市は、猛暑の日はスクールバスが走る」
そんな安心があるまちは、子育て世代にとって大きな魅力になります。
最後に:未来を変えるのは「声」
この対策は、家庭や学校だけではできません。
でも、わたしたち保護者の声が集まれば、自治体もきっと動いてくれるはずです。
猛暑でも小学生を徒歩で登下校させる国、それが日本。
でも、我孫子市から変えていくことは、きっとできる。
カピパラしちょーは、そう信じています。
あなたは、どう思いますか?🦫
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